思いのままの色

変な夢と、鞄の中身、日々のさようなら

シリーズ変な夢「ベッドの中で」

あれはどこだろう。
たくさんの人たちと、どこかへ泊まりに来ている。

一部屋にベッドが六つあって…どうやらそれぞれに一組ずつ男女が入っているらしい。
その一つに、知らない白人の男性と横になっていた。


この人は誰だろう?この夢での、私の好きな人なんだろうか。やさしい目をしている。
そして、日本語が上手。


その彼とキスをしたかどうかは、今となっては思い出せない。


はす向かいのベッドには、昔のご近所さんが居た、私はなんとなく、夢とはいえあまり気付かれたくなかった。


ベッドの中の彼が、寝間着のような柔らかい生地の服を脱いで、下半身をあらわにしている。


私は少し辺りを気にして、シーツに潜り込んだ。


外国人の男性のことはよく知らないけれど、この夢では体臭がして、少しだけ、えずきながら舐めた。
彼に悪いと思って、それには気付かれないようにしながら。


初めて見た彼のそれは、ちょっと細長い感じ。
色んな男の人がいるんだなとか、人種は違っても気持ちよさそうとか、思いながら舐めた。


彼の名前がわからない、けれども、気持ちよさそうにしている。よかった。


そこで、突然その部屋に係員のような人が入ってきた。
二人組で、黒板?白板?に、四人ほどの名前が書かれているものを見せてきた。


「この部屋にこの名前の人はいないか?」と訊ねている。


私に舐められていた彼が飛び起き、その名を確認しに行った、彼が知っている人はいなかったらしい。


「ここにいるといつか行方不明になるの?」と、彼に訊ねたが、
「わからない、でも人がいなくなるんだ」と。


私たちの隣のベッドに居た、白人男性は、スケッチブックにずっと絵を描いていたらしい。
闖入者とのやり取りの後にふと彼の手元を見てその絵を見つけ、
「素敵な絵!」と話し掛けると、ちょうど出来上がったところらしく、スケッチブックからその絵を外して見せてくれようとしていた。


男女の顔、やさしい表情で、目は合わせていないけれども向かい合っていて、いかにも親密だとわかる絵。色鉛筆で描かれているみたいだった。


そういえば、ベッドの中の彼とこれから…


というところで目が覚めた。
なにゆえ白人男性と、という謎が残る。
そして、彼はちゃんと気持ちよかったのかなとか気になる。

やっぱり変な夢。



夢佳